テーマ:評論

『文学の墓場 ~20世紀文学の最終目録~』 フランス人6000人が選んだトップ50

文芸評論『文学の墓場 ~20世紀文学の最終目録~』2001年 フランス フレデリック・ベグベデ著 中村佳子訳 角川書店 2003年9月5日初版発行 2017年4月2日(日)読了 1999年にフランスの大手書店フナックとメジャー新聞社ル・モンドが、アンケートを行って6000人から回答を得たものを集計した「フランス人が選ぶ20世紀文…
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『世界がもし100億人になったなら』 分かっちゃいるけど止められない

評論『世界がもし100億人になったなら』スティーヴン・エモット著 満園真木訳 マガジンハウス 2013年8月26日第1刷発行 2015年7月26日(日)読了 (注意!)ネタバレあり。 著者はイギリスの科学者。 タイトル通り、「世界がもし100億人になったなら」いかなる事態が起きるかを簡潔に分かりやすく説明してくれる。結論…
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「アメリカが見つかりましたか ━戦前篇」 めりけん・じゃっぷはここにいる

評論「アメリカが見つかりましたか ━戦前篇」1998年 阿川尚之(あがわ なおゆき)著 都市出版 1998年11月10日初版発行 2012年11月10日(土)購入 BOOK・OFFパサージオ西新井店 価格105円 2012年11月11日(日)読了 幕末・明治・大正期に太平洋を渡った11人の日本人 「余は終始一異邦人であった」と…
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「日本の戦争力」 パワー・プロジェクション能力(戦力投射能力)とは何か

評論「日本の戦争力」2005年 小川和久 坂本衛著 アスコム 2005年12月5日第1版第1刷 2006年2月10日第1版第5刷 2012年8月19日(日)購入 価格105円 BOOK・OFFパサージオ西新井店 2012年8月25日(土)読了 「目からウロコ!これが日本の実力だ!! 自衛隊にはそもそも海外で戦う能力がない! …
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「死体を探せ! バーチャル・リアリティ時代の死体」 謎のアルバイト

評論「死体を探せ! バーチャル・リアリティ時代の死体」1993年 布施英利著 法蔵館 1993年7月15日初版第1刷発行 1993年9月30日初版第3刷発行 2012年4月30日(月)読了 布施英利(ふせ ひでと)の本を読むのは初めて。19年前に出版された本。 冒頭に、 「私は医学部の解剖学教室で助手をしている。」(5ペ…
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「東大生はバカになったか 知的亡国論+現代教養論」 

評論「東大生はバカになったか 知的亡国論+現代教養論」2001年 立花隆著 文藝春秋 2001年10月30日第1刷 2001年12月15日第4刷 2012年4月7日(土)読了 タイトルに惹かれて買ってみた。が、読み始めてみると自分には東大および東大生に対してこれっぽっちも興味も関心もないことに気づく破目になった。したがって東大生…
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「世界の陰謀論を読み解く ユダヤ・フリーメイソン・イルミナティ」 幸福な人々

評論「世界の陰謀論を読み解く ユダヤ・フリーメイソン・イルミナティ」2012年 辻隆太朗著 講談社現代新書 2012年2月20日第1刷発行 2012年3月25日(日)読了 「偽史を紡ぐのは誰か? 偽書・世界征服計画の書『プロトコル』、フランス革命とメーソンの関係、新世界秩序陰謀論の論理、日本でたびたび巻き起こる震災デマ・・・」…
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「ジェンダーの神話 [性差の科学]の偏見とトリック」 科学者のヒマつぶし

評論「ジェンダーの神話 [性差の科学]の偏見とトリック」MYTH OF GENDER 1985年 アメリカ アン・ファウスト・スターリング著 池上千寿子 根岸悦子訳 工作舎 1990年5月10日発行 2012年3月20日(火)読了 性差というものを研究した科学が今までいかなる偏見と誤謬に満ちた「神話」を生み出してきたか、を厳しく…
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「「ならずもの国家」異論」 国家=幻想の共同体

評論「「ならずもの国家」異論」2004年 吉本隆明著 光文社 2004年1月30日初版第1刷発行 2012年3月17日(土)読了 吉本隆明(よしもとたかあき)氏。2012年3月16日死去。享年八十七。 吉本隆明の本はほとんど読んだことがない。というか正確に言うと、買ってきちんと読んだのは「「反核」異論」という本だけである。…
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「偽善系 やつらはヘンだ!」 わたしたちはそろそろ怒ってもいい

評論「偽善系 やつらはヘンだ!」2000年 日垣隆著 文藝春秋 2000年9月10日第1刷 2001年3月25日第6刷 2011年11月28日(月)読了 11年前に出た本なので当然ながら内容的にはかなり古い。この手の時事ネタ評論としては致命的ではあるのだが、それでも著者が問題として取り上げたさまざまなことが、11年たっても一向に…
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「英語コンプレックス 脱出」 英語帝国主義と欧米崇拝の変遷と終焉

評論「英語コンプレックス 脱出」2004年 日本 中島義道著 NTT出版 2004年10月28日初版第1刷発行 2011年11月27日(日)読了 なんとなく中島義道らしからぬ書名の本だな、と思いつつ買って読んでみた。英語コンプレックスから脱却して英語力を高める類いの「実用書」みたいな書名ではあるが、中島義道ともあろうものがそんな…
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「エースを出せ! 脱「言論の不自由」宣言」

評論「エースを出せ! 脱「言論の不自由」宣言」2002年 日本 日垣隆著 文藝春秋 2002年8月30日第1刷 2011年11月25日(木)読了 最新刊の「つながる読書術」が面白かったので同じ日垣隆の旧作を買って読んでみた。9年前に刊行された本で多分野にわたるテーマについて書かれたさまざまな文章が収められている。それらの文章は刊…
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「つながる読書術」 なぜ、今こそ読書会なのか?

評論「つながる読書術」2011年 日本 日垣隆著 講談社現代新書 2011年11月20日第1刷発行 2011年11月23日(水)購入 東武ブックス梅島店 定価798円(税込) 2011年11月24日(木)読了 書名に読書術とあるとつい買ってしまう。常日頃からもっと本を効率的にたくさん読みたい、という気持ちを持っていてもなかなか…
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「100年予測 世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権図」 2050年まで生きたい

評論「100年予測 世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権図」THE NEXT 100 YEARS A FORECAST FOR THE 21ST CENTURY 2009年 アメリカ ジョージ・フリードマン著 櫻井祐子訳 早川書房 2009年10月15日初版発行 2011年11月12日(土)読了 「これから世界はこうなる…
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「あたりまえのこと」 希望を捨ててしまった

評論(文学)「あたりまえのこと」2001年 倉橋由美子著 朝日新聞社 2001年11月1日第1刷発行 2001年11月30日第2刷発行 2011年11月7日(月)読了 初出誌 小説論ノート 『波』1977年8月号→1979年7月号 小説を楽しむための小説毒本 『小説トリッパー』1996年冬季号→1998年春季号(1997年冬季号…
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「効率が10倍アップする新・知的生産術 ─自分をグーグル化する方法─」

評論「効率が10倍アップする新・知的生産術 ─自分をグーグル化する方法─」2007年 勝間和代著 ダイヤモンド社 2007年12月13日第1刷発行 2011年11月11日(金)読了 勝間和代の本を読むのは初めて。テレビや雑誌で発言しているのに接したことはあるが、あんまり関心がないのでどういう人か知らなかった。この本を買ってみたの…
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「もっとも美しい数学 ゲーム理論」 ハリ・セルダンの心理歴史学とケヴィン・ベーコン革命

評論(科学書)「もっとも美しい数学 ゲーム理論」A BEAUTIFUL MATH:JOHN NASH, GAME THEORY, AND THE MODERN QUEST FOR A CODE OF NATURE 2006年 アメリカ トム・ジーグフリード著 冨永星訳 文藝春秋 2008年2月25日第1刷 2011年10月24日(月)…
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「書きたがる脳 言語と創造性の科学」 ハイパーグラフィアとライターズ・ブロック

評論「書きたがる脳 言語と創造性の科学」アリス・W・フラハティ著 吉田利子訳 ランダムハウス講談社 2006年2月1日第1刷発行 2011年10月4日(火)読了 書きだしたらとまらない「ハイパーグラフィア」 書きたいのに書けない「ライターズ・ブロック」 自らが医者であり患者でもある著者が 文章を書くという行為の障害を通じて…
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「戦争プロパガンダ10の法則」 ドイツ兵によって手を切断されたベルギー人の子供たち

評論「戦争プロパガンダ10の法則」2001年 フランス アンヌ・モレリ著 永田千奈訳 草思社 2002年3月29日第1刷発行 2011年7月22日(金)読了 このまえ読んだ立花隆の「ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊」で紹介されていた本。面白そうなので買って読んでみた。 期待通りに面白い本…
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「愛国と米国 日本人はアメリカを愛せるのか」 鬼畜米英とは何か

評論「愛国と米国 日本人はアメリカを愛せるか」2009年 鈴木邦男著 平凡社新書 2009年6月15日初版第1刷 2011年7月16日(土)読了 この前読んだ「本と映画と「70年」を語ろう」(川本三郎との対談集)が面白かったので、鈴木邦男の本をもう一つ読んでみた。これも期待にたがわず面白い本であった。   生まれる前から「反…
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「ドストエフスキーと父親殺し/不気味なもの」

評論「ドストエフスキーと父親殺し/不気味なもの」1913年~1928年 ドイツ ジークムント・フロイト著 中山元訳 光文社古典新訳文庫 2011年2月20日初版第1刷発行 2011年7月12日(火)読了 フロイトによる文学作品の精神分析的考察。全6編。 シェイクスピア「マクベス」「ヴェニスの商人」「リア王」「ハムレット」、グリ…
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「ヴァギナ 女性器の文化史」 人類にとってヴァギナとは何か

評論「ヴァギナ 女性器の文化史」THE STORY OF V -Opening Pandora's Box 2003年 イギリス キャサリン・ブラックリッジ著 藤田真利子訳 河出書房新社 2005年12月30日初版発行 2006年6月30日11刷発行 2010年11月8日(月)購入 BOOK・OFFパサージオ西新井店 価格1650円 …
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「なぜ美人ばかりが得をするのか」 美は部屋に入ってきたとたんにわかる

評論「なぜ美人ばかりが得をするのか」SURVIVAL OF THE PRETTIEST :THE SCIENSE OF BEAUTY 1999年 ナンシー・エトコフ著 木村博江訳 草思社 2000年12月8日第1刷発行 2000年12月20日第2刷発行 2010年7月25日(日)購入 BOOK・OFFパサージオ西新井店 価格105円 …
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「巨人と少年 黒澤明の女性たち」

映画本(評論)「巨人と少年 黒澤明の女性たち」1992年 尾形敏朗著 文藝春秋 1992年11月25日第1刷 2010年1月13日(水)読了 読書時間200分 「かつて黒澤明は<天皇>と呼ばれた。男性的な映画監督とも言われている。だから、まるで女が描けないという。しかし、それは本当だろうか?」(1ページ目 扉の文章) 上記…
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「教養としての<まんが・アニメ>」

評論「教養としての<まんが・アニメ>」2001年 大塚英志+ササキバラ・ゴウ著 講談社現代新書 2001年5月20日第一刷発行 2009年11月13日(金)読了 8年前に発行された本だが、今なお読み応えのある生き生きとしたいい本である。 大塚英志がまんが論、ササキバラ・ゴウがアニメ論を担当している。 まんが論は、 …
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「ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊」

ブックガイド「ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊」2009年 立花隆 佐藤優著 文春新書2009年10月20日第1刷発行 2009年10月30日第2刷発行 2009年11月7日(土)読了 「知の巨人」と「知の怪物」が空前絶後のブックガイドを作り上げた(帯より) 古典の読み方、仕事術からインテリジェンス、戦争論まで21世…
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「落語論」 熱いこころ

評論「落語論」2009年 堀井憲一郎著 講談社現代新書 2009年7月20日第一刷発行 2009年8月6日第三刷発行 2009年10月24日読了 熱い本である。うかつに触ると火傷しそうなほど熱く燃えたぎっている本だ。 同時にメチャクチャ面白い本である。 落語に対する著者の思いのたけを心ゆくまで書き綴っている。落語に対して…
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「澁澤龍彦映画論集成」 ゾンビの定義あるいは映画でひとを殺すこと

評論「澁澤龍彦映画論集成」2009年 澁澤龍彦著 河出文庫 2009年5月20日初版発行  2009年6月30日読了 読書時間140分 この文庫は、「スクリーンの夢魔」(1978年)を母体として、新たに19編の映画論を加えたものであり、澁澤龍彦の全ての映画論・映画評を収録したものである。 「スクリーンの夢魔」はずいぶん愛読…
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「「戦争体験」の戦後史」

評論「「戦争体験」の戦後史 世代・教養・イデオロギー」2009年 福間良明著 中公新書 2009年3月25日発行 2009年4月27日読了 読書時間150分 「本書は、学徒兵たちへの評価を中心に、「戦争体験」が、世代・教養・イデオロギーの違いによって、どのように記憶され、語られ、利用されてきたかを辿り、あの戦争に対する日本人の複…
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「「月光仮面」を創った男たち」 現場に生き、現場に散る

評論「「月光仮面」を創った男たち」樋口尚文著 平凡社新書2008年9月16日初版第1刷 2008年11月3日読了 最近は新書を読むことが多い。ヴォリュームには欠けるが、ワンテーマをコンパクトにまとめてあって読みやすいのがいい。一冊200ページ位なので、一気に読めば二時間も掛からず読み終えることができる。小説と違い面白そうな所を拾…
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