『死霊館 エンフィールド事件』 君の名は。

映画(DVD)『死霊館 エンフィールド事件』THE CONJURING2 2016年 アメリカ ニューラインシネマ 監督・脚本:ジェームズ・ワン 出演:パトリック・ウィルソン ベラ・ファーミガ 上映時間2時間13分 日本語字幕スーパー版
2019年7月27日(土)鑑賞

(注意!)ネタバレあり

実在のゴーストハンター、心霊研究家であるウォーレン夫妻を描く『死霊館』シリーズ第2作。
夫妻を演じるのは前作同様、パトリック・ウィルソンとベラ・ファーミガ。監督もジェームズ・ワンが続投。
だいぶ手馴れてきたのか、前作よりずっと面白いと思った。

前作のラストのセリフの中でちょっと触れられていた「アミティヴィル事件」から話は始まる。と言っても、このエピソードは本筋じゃなくて時間も短いがなかなか不気味で思わせぶりな雰囲気を漂わせていて、「前振り」としてはなかなかよくできている。

メインの話は、イギリスのエンフィールドという土地で起きた事件。シングルマザーと4人の子どもからなるホジソン家が住む古い屋敷で次々と起きる謎のポルターガイスト現象。この屋敷に憑りつく何物かの仕業と思われるが、やがてそれは11歳の末娘ジャネットを操り様々な怪異を引き起こすこととなる。前作で悪魔が憑りつくのは中年の母親だったのに対してこちらは11歳の少女。やっぱりこちらの方が『エクソシスト』の伝統というか、非常に見栄えがいいし緊迫感も醸し出される。
前作は、特に前半部で怪異を小出しにしていくのがどうもうまくなくて退屈したが、今作も怪異の小出しという構造こそ同じだけど、コツを掴んだのか退屈せずに楽しめる。前作同様、今作も実話ベースの話なのでそんなに破天荒な展開はないが、見せ方が上手い。
イギリスのホジソン家の怪奇現象の顛末と並行してアメリカのウォーレン夫妻の方も描かれる。霊視能力がある妻ロレインを悩ませるヴィジュアル・イメージは夢か現実か予兆か。夫エドが死ぬシーンさえもロレインは幻視する。演じるベラ・ファーミガの好演もあってこちらのパートの方も面白い。
前作は心霊による被害者家族、それを調査するウォーレン夫妻の描写がいずれも中途半端でちょっと乗れないところがあったが、こちらは一方で11歳の少女に的を絞り、一方でウォーレン夫妻も予兆に不安を抱いている姿が描かれているので、割と話に乗りやすい。

前作に比べてミステリ的趣向もうまくいっている。ジャネットに憑りついたのが、昔、この屋敷で死んだ老人の霊だと思わせておいて、実はその裏に悪魔がいたとか。悪魔が、ウォーレン夫妻を罠にはめて調査を中止させようとするトリックとか。さらに悪魔を撃退するには、その名を呼ぶことが肝心であるとか。だが、悪魔の名前とは何か死霊館 エンフィールド事件【Blu-ray】 [ ベラ・ファーミガ ] - 楽天ブックス
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怒涛の展開のクライマックスはさすがに力が入っていて見応えがある。
また、何故かエドがギター片手に弾き語りでエルビス・プレスリーの歌を歌う不思議なサービスシーンもあり。

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