『劇場版 艦これ』 おっぱいの大きな「艦娘」は好きですか?ぼくはとても好きです

アニメ(映画)『劇場版 艦これ』配給:KADOKAWA 製作総指揮:井上伸一郎 監督:草川啓造 脚本:花田十輝 田中謙介 声の出演:上坂すみれ 日高里菜 タニベユミ 竹達彩奈 藤田咲 井口裕香 佐倉綾音 野水伊織 上映時間90分 ジャンル:アニメーション 角川映画40周年記念映画
2016年11月26日(土)公開
2016年11月26日(土)鑑賞 TOHOシネマズ西新井スクリーン9 18時55分の回 座席B-5 入場料1800円(当日券) パンフレット1000円

(注意!)ネタバレあり

そもそも、元になったゲームを知らず、テレビアニメ版も見ず、今回の映画版に関しても「艦娘」(かんむす)について多少の知識はあったものの、ストーリーなどはまるで知らずに見るという理想的な鑑賞と相成った。

えっと、可愛い女の子たちがいっぱい出て来るアニメなんですが、この子たちは実は人間ではなく、一人一人が艦船であり、人間みたいに見えるのは擬人化という事でよろしいのでしょうか。
見た目は普通の女の子でセーラー服なんか着ているのに、その服のまま、戦闘態勢に入り、海上の敵を迎え撃つなんて云うのが非常に面白い。女の子は、お尻の方に艦船の一部分がくっついていたりするのも珍なる景色。それが決してギャグではなく真面目にやっているというのがイイ。
更に素晴らしいのは、最初から最後まで登場するのが女の子ばかりということ。男は只の一人(一艦?)もこのアニメ映画に出て来ない。男はお呼びじゃないのである。従って恋愛要素も皆無。まあ、女の子同士の百合の香りはあるけれど、それが生臭い感じにはならない。そこがいいところだ。

前半からかなり戦闘シーンが多く、かなり好戦的な感じではある。しかも戦うのは見た目が可愛い女の子だというのがミソ。可愛いだけではなく、戦闘能力が高く強いというのも確かである。
そんな彼女らが、海から来る異形の敵と戦っていく姿が描かれる、また戦闘がない時の日常的な姿も。
女の子がたくさん出て来るアニメはそれだけで楽しい。時として女の子の顔に見分けがつかないことがあるにしても。

バトルシーンにおける女の子たちは勿論カッコいいし、可愛いのだが、特にセーラー服の美少女が波を掻き分けて、海上を疾走するさまは素晴らしい。セーラー服はそもそも水兵さんの服だから、こういう海戦に着ていてもちっともおかしくない、どころか、セーラー服本来の姿に原点回帰したと言えよう。セーラー服は美少女の戦闘服。
セーラー服以外にも何故か弓道の道着(というのかな)姿の美少女もエロい。弓道とエロスに着眼したのは、おそらく福永武彦の小説『草の花』であろうが、福永の愛読者である大林宣彦が『時をかける少女』でそれを映像化したことで一つのアイコンになった。このアニメにおいてもそれが継承されている。美少女が弓を引く姿はエロスの極み。

(再度注意!)ネタバレあり

中盤辺りで、非常に大きな大転換がある。「艦娘」たちが戦っている異形の「深海棲艦」(しんかいせいかん)は、実は「艦娘」が撃沈されたなれの果てなのだという。つまり、「艦娘」はかつての仲間と殺し合っているのだ。何という救いのない戦いか。
意外、と言いたいところだが、某有名アニメの設定に似ているところが偶然にしては出来すぎ。向うは、「魔法少女が戦っている魔女なるものは、実は魔法少女の成れの果てだった」と来る。あれには、「ヤラレタ!」という印象が強かっただけにこっちはどうも二番煎じと言いたくなる。
さらにこのネタバレ後、ストーリーはどんどん暗く重たく深くなっていく、最初の好戦的ムードはどこへやら。愁嘆場が続き、苦悩に満ちた戦いが繰り返されるばかり。もうこの辺りは反戦映画と言っていいかもしれない。戦争の空しさ、自分という存在の脆さ・儚さ。
可愛い女の子が戦闘でバンバン敵を殺戮していくのを楽しみにしていた人はこの辛気臭い展開に異議があるかもしれない。
クライマックスからラストにかけての展開は、ちょっとわかり辛い。苦悩から一転希望といった流れが取ってつけたようだ。

いろいろ注文を付けたが、「艦娘」というユニークな発想は大いに買いたいところだし、女の子たちの活躍はやっぱり気持ちがイイ。弓矢を放つとそれが戦闘機になるというのも面白い。やけにおっぱいが大きな女の子がいるのも非常に嬉しい限りである。
キネマ旬報増刊号 「劇場版 艦これ」
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