「相棒 シーズン11 第5話 ID」 逆に、「まむしの兄弟」が見たくなった

テレビドラマ「相棒 シーズン11 第5話 ID」脚本:ハセベバクシンオー 脚本協力:守口悠介 監督:田村孝蔵 出演:水谷豊 成宮寛貴 鈴木杏樹 真飛聖(まとぶせい) 大谷亮介 川原和久 山中崇史 山西惇 六角精児 加藤晴彦 尾上紫 李千鶴 古山憲太郎 田中美晴 岡村いずみ 寺山葵
2012年11月7日(水)21時~21時54分放送・鑑賞 テレビ朝日

「相棒」に影響されたせいかどうか知らないが、今期のテレビドラマは「MONSTERS」や「実験刑事トトリ」のような変人刑事ものが目立つ。それなりに面白く見ているのだが、やはり老舗の「相棒」にはちょっと太刀打ちできない感じだ。
「相棒」の良さは、「なんでもあり」の良さとはよく言われるが、今日見た第5話「ID」なんかはまさにその典型である。最初から最後まで見ているものを引きずり回すストーリーテリングの巧妙さに翻弄されることの楽しさがたっぷり味わえる。

宝石店強盗、階段からの転落事故、というまったく無関係にしか見えない二つの出来事が繋がっていく過程でひとりの謎の男の正体が暴かれていく展開が実に面白い。
戸籍を売った男とそれを買った男の姿から現代日本の闇が見えてくる、と書くとシリアスになるが、それをシリアスに描かずコメディタッチにしたのが、今回の成功の要因だろう。かつての名作「ボーダーライン」のパロディのようにも見えてくるというのは、脚本家のひそやかな悪意に思える。こういうダークなユーモアは大歓迎である。ラストもそのダークさが際立っていてお見事。

ただちょっと気になったのは、戸籍を売った男が自分名義のパスポートを依然として所持していること。戸籍が他人のものになったのだから、パスポートを持っているのはやばいんじゃないか。
どうも「戸籍売買」の詳細が作中で語られないのでわからないことがある。まあ、ドラマの中で説明したら犯罪に悪用されるかもしれないから、詳細に、は無理か。

レンタルビデオ屋である男が借りたのが、「トラック野郎」「まむしの兄弟」「さらば愛しのやくざ」だったのには大笑い。この中で「さらば愛しのやくざ」は、「相棒」常連監督である和泉聖治の映画作品だ。こういう楽屋落ち的ギャグをやるのは、「相棒」では珍しいか。ちょっと自虐的でもある。
それにしても「トラック野郎」も「まむしの兄弟」もシリーズものなのでどの作品を借りたのかが非常に気になる。すみません、ぼくは細かいことが気になるたちなので。

何とも得体のしれないつかみどころのない男を加藤晴彦が好演。しょぼくれた感じが堂に入っている。

少しだけ出演シーンのあるJK(女子高生)役の三人の女の子、岡村いずみ・田中美晴・寺山葵を検索してみた。さすがというか今時の女優らしいというか、三人ともツイッターかブログをやっていた。早速、お気に入りに追加しておいた。三人とも可愛い。いつかビッグな女優さんになるかな。名前を覚えておこう。
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