「謎の彼女X 第13話 謎の彼女と彼氏」 謎の交換と交感と好感

テレビアニメ「謎の彼女X 第13話(最終話) 謎の彼女と彼氏」アニメーション制作:フッズエンタテインメント 原作・植芝理一 シリーズ構成・脚本:赤尾でこ 監督:渡辺歩 キャラクターデザイン:小西賢一 総作画監督:金子志津枝 絵コンテ:小島正幸 演出:上田繁 作画監督:をがわいちろを 声の出演:吉谷彩子 入野自由 福圓美里
2012年6月30日(土)25時30分~26時放送 TOKYO MXテレビ
2012年7月1日(日)鑑賞

ついに「謎の彼女X」も最終話。残念ながら途中の4話を電波状態の悪化によって見逃してしまったのだが、いずれブルーレイを購入して観てみることにしよう。
今回の話は原作でいえば第2巻の「第12話 謎の記憶」と第3巻の「第19話 謎のお姉さん」をもとにして本来別々の話を巧みに組み合わせて無理のない話に仕立てられている。

町で偶然に椿明の姉(声:福圓美里)に出会った卜部美琴(声:吉谷彩子)は、喫茶店で会話を交わす。(これが前半部)
いつもの帰宅時に椿(声:入野自由)から亡くなった母親の墓参りに前日に行った話を聞かされた卜部は、自分も墓参りに行きたいと椿に告げる。休みの日、椿と卜部は墓参りに行き、椿の母親の墓前で互いの口に指を挿入し、よだれの交換をして心の絆を確かめ合う。(後半部)

筋書きだけ書くと後半部は不謹慎な変態行為としか思えないのだが、アニメとして観ると実に感動的ないい話になっている。観ていて涙ぐんでしまうほどに。
卜部の感応する力はより進化して、椿本人が忘れてしまった(と思っている)感情さえも引出し、二人の心はつながっていく。なんという深い愛だ。

「卜部の口の中って柔らかくて暖かくてヌメっとしててなんかものすごく気持ちがいい」

という椿のセリフがエロティック。「口」という単語を「膣」という単語に置き換えても極めて自然に受け止められる。まあ、あえてそういう単語を使わないところがいいところなのだが。

原作ではこの墓前のシーンは、卜部だけが椿に指を咥えさせる(二回)のでアニメのように互いの指を咥えるわけではない。だが、この改変が実に抜群の効果を上げている。このシーンに関しては原作よりもアニメに軍配が上がるだろう。
前半に椿の姉の実らなかった儚い恋の話を持ってきたのも上手い。椿と卜部の恋もいつか儚く消えてしまうような予感を孕みつつも、

「私たちはこれから先もっと不謹慎なことをすることになるのだから。」

と宣言する卜部を見ていると、この二人の恋は成就さてあげたいと心から願わずにはいられない。

泣いた。
謎の彼女X 2(期間限定版) [Blu-ray]
キングレコード
2012-07-25

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 謎の彼女X 2(期間限定版) [Blu-ray] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック