「東大生はバカになったか 知的亡国論+現代教養論」 

評論「東大生はバカになったか 知的亡国論+現代教養論」2001年 立花隆著 文藝春秋 2001年10月30日第1刷 2001年12月15日第4刷
2012年4月7日(土)読了

タイトルに惹かれて買ってみた。が、読み始めてみると自分には東大および東大生に対してこれっぽっちも興味も関心もないことに気づく破目になった。したがって東大生がバカになろうがそうでなかろうが、正直言ってどうでもいいことなのである。買って失敗したな、と思ったが後の祭り。かといって途中で投げ出すのも悔しいのでとにかく全部読んでみた。興味も関心もない割にそこそこ面白く読めたのはありがたかった。立花隆の文章が読みやすく分かりやすいのも大いに救いになった。

現代の東大生の質的低下を招いた原因の一つを文部省(現・文部科学省)にありとして、日本の教育制度の歴史をたどり、そもそも東大とは日本にとってどのような学校であったかを明確に説明している。ここはとても勉強になった。

この本の後半は、東大と離れて現代における教養とは何かについて具体的に述べられている。実はこちらの方が興味深く読めた。まあ、立花隆の他の本で読んだ内容といささか被っている気はするが、それでも、日頃から教養のなさを痛感する私にとっては大いに刺激になり、心を鼓舞されるものであった。
少し言葉は悪いかも知れないが、立花隆は煽るのが非常に上手い、という印象である。
東大生のことは東大生にお任せして私は私として教養を身につけるように努力しなければいけないな、と痛感した次第。
東大生はバカになったか―知的亡国論+現代教養論
文藝春秋
立花 隆

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 東大生はバカになったか―知的亡国論+現代教養論 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック