「相棒 シーズン10 第7話 すみれ色の研究」 ロレンツォのオイル

テレビドラマ「相棒 シーズン10 第7話 すみれ色の研究」脚本:徳永富彦 監督:田村孝蔵 出演:水谷豊 及川光博 柴俊夫 岡野真也 川原和久 大谷亮介 山中崇史 六角精児 山西惇 久ケ沢徹 舟木幸 笹峯愛
2011年11月30日(水)21時~21時54分放送・鑑賞 テレビ朝日

相変わらず玉石混淆と言う感じのシーズン10だが、どうもゲストの人選によって面白さ加減に差が出て来るようだ。テレビ的にはあまり名が通っていない青山勝の回が良い出来だったのに三田佳子の回や研ナオ子の回など彼女たちの魅力を出そうとして全くの空振りで噴飯ものの出来栄えだった。
さて、第7話はどうかな、と観てみた。コナン・ドイルの「緋色の研究」の向うをはって「すみれ色の研究」か、こういう遊び心は悪くない。期待できるな、と思った。

結果としてはなかなか楽しく観た。ゲストの柴俊夫のちょっと個性的でやりすぎにも思えるような演技も癖があって面白いし、善悪定かならざる感じが最後まで持続してとてもいい。妙に怪しげなのでこういう感動的な結末に持って行くのは効果的。「ロレンツォのオイル」という有名な話を使ってリアリティーを出そうとするやり方も上手い。
全体的にはシリアスな話なのだが、同時に「お遊び回」でもあり、杉下右京と神戸尊のわざとらしい引っかけ芝居で犯人にぼろを出させようとする趣向が用意されている。「そういうの、前にも観たよ」と言いたくなるが、楽しいことは楽しい。この辺がギリギリのところ。あんまりお遊びが過ぎると白けてしまう。

お遊びといえば、今話の冒頭に「組対四課 山崎香菜 祝結婚!カンパ箱」が映し出されるのだが、それが本筋には全く絡んでこないのが一番のお遊びだろう。そもそも、山崎香菜って誰?

ローズマリーという植物が話のキーポイントになるのが印象的。
私が、ローズマリーという名を知ったのは映画「卒業」を観た高校生の時。サイモンとガーファンクルの歌う挿入歌「スカボローフェア」のなかで「パセリ セイジ ローズマリー タイム」というフレーズがあり、それで覚えた。
ちなみに後年読んだ大島弓子のマンガにこの四つの植物は麻薬の原料になる、みたいな表現があった。(マンガのタイトルは忘れた)
もっとちなみにいうと、ラベンダーは筒井康隆の「時をかける少女」もしくはそのテレビドラマ版「タイムトラベラー」で覚えた。実際の植物に触れる前に映画や小説やらで知ってしまう、というのがいかにも、という感じ。





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