「効率が10倍アップする新・知的生産術 ─自分をグーグル化する方法─」

評論「効率が10倍アップする新・知的生産術 ─自分をグーグル化する方法─」2007年 勝間和代著 ダイヤモンド社 2007年12月13日第1刷発行
2011年11月11日(金)読了

勝間和代の本を読むのは初めて。テレビや雑誌で発言しているのに接したことはあるが、あんまり関心がないのでどういう人か知らなかった。この本を買ってみたのは、やはりタイトルにある「知的生産術」に惹かれたからである。
梅棹忠夫の「知的生産の技術」(1969年)以来、この手の「知的云々」のものはいくつか読んできた。どうもこういうのに弱いのである。ちっとも知的ではないので知的になりたい、と言う気持ちが強く働くのだろうか。でも、いまだに知的になれはしない。

さて、この本は21世紀の「知的生産術」本を目指したものと受け取っていいだろう。今までの本は、もはやPC時代に対応しきれていない、ここで「新・知的生産術」を披露するのだ、という著者の意気込みが伝わって来る。
ヘンテコな人生訓とか精神論、わけのわからない抽象的なお題目などがなく、極めて具体的に「技術論」に徹しているところに非常に好感を持った。かなりストレートに自分の業績自慢したりするのも別に嫌みではない。この常に前向きな姿勢は大いに見習いたいところだ。
でも、内容的にはとりたてて斬新だったり、常識外れだったり、驚異的だったりはしない。ごく当たり前のことが多い。そこがいいところなのである。

「テレビは観るな、本を読め」って何十年も前から言われてきたことなんだが、ここであらためて言われると何となく納得してしまう。そして、その本も「2000円以上の本を買え」と具体的な指示があり、なかなか面白い。安っぽい新書やベストセラーではなく、読みにくい本を読みこむことにチャレンジすることが大切だ、という趣旨のこともある。
値段の高い本=中身の濃い本、というのにはいささか反論もあるが、大筋ではその通りだと思う。

「自分メディア」と言う概念も今さらと思うが、著者の熱意ある文章でその意義を説かれると、「なるほど」とうなずいてしまう。
あれ、もしかして私は勝間和代のことが好きかも知れない。これが恋というものか。

全体的に分かりやすく面白くて非常にためになるし、明日から自分も知的になるぞ、という意欲がどんどん湧いてくる。いや、明日ではなく今日からだ。頑張ろう。
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
ダイヤモンド社
勝間 和代

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