「徹子の部屋 杉浦直樹さん追悼・山田太一」

テレビ(トーク番組)「徹子の部屋 杉浦直樹さん追悼・山田太一」
2011年11月28日(月)13時20分~13時55分放送・鑑賞 テレビ朝日

2011年9月21日に亡くなった俳優の杉浦直樹さん(享年79)を追悼する番組。ゲストは脚本家の山田太一。杉浦さんが出演したテレビドラマの脚本を20本も書いた。
司会の黒柳徹子も公私にわたり杉浦さんと親交があった。「徹子の部屋」にも6回出演している。
過去の出演回のVTR。黒柳を交えた渥美清との親交、鯉に嵌った話、黒柳の仲介で向田邦子に猫を貰った話、黒柳が杉浦さんの実家にやってきた話。何ということもない話だが、杉浦さんの誠実でそれでいてどこかおかしみのある性格が反映されていて面白い。
特に鯉にも血統というものがある、というのは初耳。しかも、馬と違って一回の産卵で40万から50万個が生まれる。そのなかから選びだされるものは10匹くらいというのはまさに気の遠くなる世界。

晩年、脳梗塞で倒れた杉浦さんを山田太一がお見舞いに行った話が印象的。
最初、行ったときに杉浦さんが白いひげを生やしていて、その姿が乃木さん(乃木希典)か志賀直哉かという感じでこれで一つ脚本ができると思った、と言う山田太一の脚本家の業みたいなものに圧倒される。
最後のお見舞いの際の杉浦さんとのやり取りもまるで山田太一のドラマのような情景が浮かぶ。どちらかと言えば、そんなにうまい喋りとはいえないのにさすがにイメージを喚起させる技はすばらしい。

ちなみに私が好きな山田太一脚本・杉浦直樹主演ドラマは「家においでよ」(1996年 NHK)だ。おかしみと悲しみ、やさしさと孤独に満ちた味わい深い作品である。



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