「クローザー シーズン1 第1話 偽りの素顔」 スティーブ・ジョブズは変人か

DVD(テレビドラマ)「クローザー シーズン1 第1話 偽りの素顔」THE CLOSER 2005年 アメリカ 監督:マイケル・J・ロビン 脚本:ジェームズ・ダフ 出演:キーラ・セジウィック G・W・ベイリー マイケル・ポール・チャン J・K・シモンズ クライド・クサツ 上映時間53分
販促DVD 日本語吹き替え版 
2011年10月6日(木)鑑賞

ロス市警の殺人特捜班のチーフとしてアトランタから着任したブレンダ・リー・ジョンソン(キーラ・セジウィック)は、CIAで訓練を受けた尋問術にたけ、事件を解決させる「クローザー」の異名を持つ凄腕の女性である。着任早々、彼女が手掛けたのは、IT企業の有能な科学者が姿をくらまし、自宅には身元不明の女性の惨殺死体が発見された怪事件だ。ブレンダの存在そのものに反発する部下たちと対立しながらもブレンダの捜査は進む。やがて、彼女が辿り着いた事件の真実は驚くべきものだった。そして、彼女はある人物への尋問を開始する。

圧倒的な面白さ、である。それはヒロインを演じたキーラ・セジウィックの圧倒的快演によるものだ。
とにかく、ヒロインのキャラが傲慢で口を開けば毒舌で攻撃的で、部下には全く慕われていないし、捜査の妨害さえやられる。それに対してやたらヒステリックになるのも結構見苦しい。感情の振り幅が大きい。他人と協調することがまるでない。まことに嫌な人間である。しかし、捜査能力・推理力・観察力はずば抜けてすぐれていて、さらに決め手は尋問して「落す」テクニックなのだ。
キーラ・セジウィックは、「ここまでやるか!」というところを観せてくれる。彼女はそもそもおばさん顔だと思うのだが、ここではさらにそれを強調している。普通ヒロインはもっときれいに可愛く映りたがるものなのに意に介さない。顔のしわや首筋の衰えが画面に露骨にアップされるのを隠そうとしていない。アンチエイジングが叫ばれる世の中をしり目に中年女性の肉体の劣化・老化をきちんと開示する女優根性の凄まじさ。
ただ、ラストの尋問の見せ場に際して、ファッションはオシャレに決めていくのが微笑ましくホッとする。尋問するのにどの服を着ようか悩まないだろう、と突っ込みたくもなるが、こういうシーンがドラマの少し現実離れした楽しさなのだ、と思う。

ストーリーもなかなか面白く出来ている。ラストのどんでん返しも意表を突く。まあ、リアリティーという点ではどう考えてもありえない話だとは思う。あんな偽装工作が何年も誰にもばれないで来たというのは信じられない。IT業界は変人奇人が多い、という風評にのっとったものだとは思うが。
このドラマを観た日、スティーブ・ジョブズが亡くなったことが報じられたばかりなので、ドラマのセリフの中で実名でスティーブ・ジョブズの逸話が語られるくだりにはその偶然性に少し驚いた。6年前に作られたドラマなのによりによってその日に観るなんて。

ともあれ、このヒロインが大いに気に入ったのでDVD・BOXを買ってみよう。
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