「メンタリスト シーズン1 第1話 レッド・ジョンの影」

DVD(テレビドラマ)「メンタリスト シーズン1 第1話 レッド・ジョンの影」THE MENTALIST 2008年 アメリカ 監督:デイヴィッド・ヌッター 脚本:ブルーノ・へラー 出演:サイモン・ベーカー ロビン・タニー 上映時間45分
DVDVISION2010年9月号付録DVD 日本語吹き替え版
2011年10月9日(日)鑑賞

かつてインチキ霊能力者だったパトリック・ジェーン(サイモン・ベーカー)は、今は警察の捜査に加わり事件解決のために邁進している。彼には、連続殺人鬼レッド・ジョンによって妻子を殺された過去があり、いつの日かレッド・ジョンを見つけ出すことが唯一最大の望みである。

冒頭、パトリックがある事件の被害者遺族に対して発した言葉によって、殺人がおきてしまうというとんでもない展開に度肝を抜かれる。何しろ被害者の父に初対面でいきなり、「娘を殺しましたか」と問いかけるのだから、この男常軌を逸している。これ以上ない位の滑り出しである。
正直言ってこの後のストーリーは、抜群に面白いとは言い難いが、主人公のキャラが強烈すぎるほど強烈なのでそれに圧倒されてストーリーの弱さなどさほど気にはならない。
ハンサムで物腰は柔らかなのだが、傲慢で単刀直入の物言いをし、冷静沈着に他人を観察し、時には強引な手段に訴えても犯人を追及する。頭脳明晰で極めて有能ではあるが、性格の悪さもピカいち。妻子を殺された過去による屈折した感情も抱いているので単純な自己中男とは一味違う。演じるサイモン・ベーカーの好演もあってとにかく圧倒的に面白く興味深い人物になっている。

ただ、先にもふれたようにストーリーはいささか弱いし、ミステリとしてはさらに弱い。主人公が、何故犯人にたどり着けたのかの根拠がどうもよく分からない。そもそも、彼の得意とする人間観察によりその人間を見抜く行為自体が具体的根拠の示されないものなのだ。シャーロック・ホームズばりではあるが、ホームズは一応はもっともらしい推理の根拠を説明していたのにこちらはそれがない。ドラマで説明的セリフは面倒だと考えたのか。
何の物的証拠もないのに犯人を罠にかけてボロを出させようとするのはこの手のドラマの常套手段とはいえもう一工夫欲しかったところだ。

1話完結の構成だが、宿敵レッド・ジョンの存在を見え隠れさせて観る者の興味を2話以降も引っ張って行く作戦のようだ。あまり引っ張りすぎて、結局レッド・ジョンの正体は不明のまま、と言うオチだけは勘弁。
ともあれ、主人公が大いに気に入ったのでDVD・BOXは買う方向で行きたい。
THE MENTALIST / メンタリスト 〈ファースト・シーズン〉コレクターズ・ボックス1 [DVD]
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2010-11-17

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