「エヴァンゲリヲン 新劇場版:破・TV版」 2012年秋まで生きていようと思った

テレビ(アニメ映画)「エヴァンゲリヲン 新劇場版:破・TV版」2009年 総監督:庵野秀明 監督:摩砂雪 鶴巻和哉 声の出演:緒方恵美 林原めぐみ 宮村優子 坂本真綾 三石琴乃
2011年8月26日(金)21時~22時54分放送・鑑賞 日本テレビ系

死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色のこまかい縞目が織りこめられていた。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。(太宰治「葉」より)

「次回 エヴァンゲリヲン 新劇場版:Q 西暦2012年秋公開」(次回予告より)

2009年の劇場公開時以来久々に観た。正直言ってCMの入り方が神経に触って心穏やかに観られなかったが、それでもこの作品の持つ本来の力はやはり圧倒的なのでどんどん引き込まれてしまった。すぐれた作品にとっては多少のカットや大量のCM挿入などはまるで障害にはならないのである。

観たばかりなのでとりあえず思いついたことをいくつか。
まず、なにはともあれ、2012年秋までは健康に留意して生きていようと決意した。人生の目標が新たに一つできたわけだ。

「エヴァンゲリヲン」の影響について。
「魔法少女まどか☆マギカ」に登場する得体の知れない「魔女」とこちらの「使徒」の類似性。
もろにいろいろいただいちゃっている「フリージング」。エンディングの曲選定がかぶっている「日常」(「翼をください」)。

「今日の日はさようなら」「翼を下さい」をBGMにするセンスの良さに再び泣かされた。でも、この二曲はもとから名曲なのだから、曲の良さで泣かされた気もする。画面との相乗効果はあるのだが。
「フルメタルジャケット」の「ミッキーマウスクラブ」に匹敵する鮮やかさ。

シンジは相変わらず悩み多き少年キャラで、今回は観ていてかなりイライラした。主人公の心の葛藤のしつこさにうんざり。この葛藤があってこそラストの覚醒が生きる、というのは分かるのだが、今回はそれが段取りに見えてしまった。もっとも、主人公が悩まなければ「エヴァンゲリヲン」ではなくなるか。

クライマックスで登場人物たちがそれぞれに「説明的セリフ」を発するのだが、それがちっとも説明になっていなくて何が何だか分からないのが面白い。本当に思わせぶりに終始している作品だ。そこがいいのだが。

少年少女が血を流すシーンがいくつかありかなり怖いし、面白い。シンジが血を噴出するシーンでは、まさに鼻血ブーという感じで、思わず「谷岡ヤスジか」と突っ込んでしまった。

綾波レイの乳首露出を忘れていたのでビックリした。何でこんな重要なシーンを忘れていたかな。







ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック