「謎の円盤UFO 第1話 宇宙人捕虜第一号」 アブダクションの真相

DVD(テレビドラマ)「謎の円盤UFO 第1話 宇宙人捕虜第一号」UFO:IDENTIFIED 1970年 イギリス 製作:ジェリー・アンダーソン 出演:エド・ビショップ ジョージ・シーウェル ガブリエル・ドレイク 上映時間51分
DVD仕様:カラー 日本語字幕版&日本語吹き替え版
DVD発売:デアゴスティーニ ジェリー・アンダーソンSF特撮DVDコレクション1号(「サンダーバード」併録)
2011年6月14日(火)発売・購入 東武ブックス梅島店 定価790円
2011年6月14日(火)鑑賞(日本語字幕版&日本語吹き替え版)

「サンダーバード」と違ってこれは日本初放送の際にリアルタイムで観ていた。・・・はずなのだが、今回観てみて全く内容を覚えていないことにあらためて慄然とした。たかだか41年前に観たものをこうもさっぱりと忘れてしまうものなのか。人生って何だろう。
まあ、まったく先入観のない初めての気分で観られるのだからそれはそれでいいか。

「謎の円盤UFO」は、ジェリー・アンダーソンが初めて手掛けた人間の役者による実写テレビドラマであるのだが、この第1話を観てみると、いわゆる普通のドラマとは異質なものを感じる。ひどく変な表現だが、人間が演じる人形劇というのがぴったり合いそうな気がする。
「サンダーバード」同様に色々なメカを前面に押し出して見せ場を作っているのはSFドラマとしてはまあ常道ではあるが、地球防衛組織SHADO本部や月面基地ムーンベースのセットやSHADO隊員のファッションに至るまで極めて独特の美意識で形づくられていて、それがかなり奇妙なのだ。なんというか、全てに日常性と生活感がないというか。色彩感覚もかなり変わっているし、不思議な統一感もこちらの心をざわざわさせる。
例えば、ムーンベースの女性隊員を全て同じ紫色のヘアースタイルで統一しているところなど、実写ドラマよりも人形劇かアニメを観ている感じを受ける。何だかわざわざ人間の役者を使うこともないのじゃないか、とも思う。
ただ、エリス中尉(女性)の着替えシーンは、やっぱり生身の人間で良かったなあ、と痛感した。もうひとつ、別の女性隊員が下着姿で男性隊員と話しているシーンがあり、「あれ?」と思わせるのだが、実はふたりの間にはマジックミラーがあり、男性側からは女性の下着は見えないというオチがつく。実写にしたのは、この手の「お色気サービス」(死語)のためか?

第1話のポイントは、邦題通りにSHADOが初めて宇宙人を捕らえるところにある。それによって今まで謎に包まれてた宇宙人についての理解がひとつ前進する。何よりも、宇宙人が10年前より地球人をアブダクション(拉致・誘拐)してきた目的が明らかにされたのが大きい。その目的とは、なんと人間の●●を手に入れて、●●●●することにあったのだ。
早くも第1話でそれを明らかにしていいのか。テレビドラマ「Xファイル」なんかじゃ、えんえんとアブダクションネタで引っ張っていたし、この間DVDで観たアブダクションものの映画「フォース・カインド」なんか、ラストまではぐらかしっぱなしだったのに。さすが、ジェリー・アンダーソンである。●●●●という真相も非常にリアリティーがある。この作品が作られた1970年より41年後の2011年の今の方がこのネタは説得力がある。ニュースでももはや当たり前の話題だ。この41年は無駄じゃなかったということか。

第1話のラストの後味の悪さは絶妙である。よくこんないやな夢も希望もないオチを考えるものだ。感心する。
これから全26話観られるので大いに楽しみ。
ジェリー・アンダーソン SF特撮DVDコレクション 2011年 7/12号 [雑誌]
デアゴスティーニ・ジャパン
2011-06-14

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