「24 シーズンⅤ 第1話午前7時 第2話午前8時」 悪い奴らは皆殺し

テレビドラマ「24 シーズンⅤ 第1話午前7時 第2話午前8時」24 TWENTY FOUR 2006年 アメリカ 製作総指揮:ジョエル・サーナウ 監督:ジョン・カサー 脚本:ハワード・ゴードン 出演:キーファー・サザーランド デニス・ヘイスバート メアリー=リン・ライスカブ グレゴリー・イッツェン 吹き替え:小山力也 林真里花 坂東尚樹
2011年4月13日(水)21時~22時48分放送・鑑賞 テレビ東京系

「24」は、シーズン4まではDVD・BOXを買って観ていたのだが、それ以後のシーズンは未見であった。この度、テレビ東京がシーズン5(V)の放送を始めたので実に久々に「24」を観てみる気になった。

いやー、やっぱり「24」は面白いや。まだ最初の2話が放送されただけだが、出だしからどんどん飛ばして圧倒的に面白い。

実は、シーズン4を観た時、正直言ってガッカリした。テロ攻撃のバーゲンセールみたいでやたらに派手ではあるが、重厚さに欠けるし、肝心のテロの具体的描写の欠如が多く興が削がれた。エアフォースワン撃墜や原発のメルトダウンという見せ場はきちんと見せるべきだろう。予算が足りないのだろうが、映像作品は見せなきゃ意味がない。ストーリー的にも同じことの繰り返しと言う気がするし、登場するテロリストたちも所謂「強い奴のインフレ状態」に陥っていて、どうにも困ってしまった。

で、このシーズン5なのであるが、スタッフはかなり思い切った手に出た。シーズン1からお馴染みのキャラをふたりも第1話の開始早々に殺すというやり方だ。ここまでやるとはアッパレである。
殺されたのは、元大統領のデビッド・パーマーと元CTUのミシェル・デスラー。いずれも、主人公ジャック・バウアーにとってはかけがえのない友であり仲間だ。この殺人が、ジャック・バウアーの心に火をつけることになる。

つまり、単にレギュラーキャラを殺すショッキングさを狙っただけではなく、ジャック・バウアーの行動の動機付けのための荒業なのである。今回、ジャック・バウアーには、「正義のため」とか「職務のため」といった大義名分はない。あくまで「私怨」が彼を突き動かす。彼が暴走するのは毎度のことだが、今回は少し意味合いが違う。
彼自身が追われる身になり、CTUやFBIを出し抜いて翻弄しつつ、敵に対峙しなければならない。このシチュエーションを考えただけでもとりあえずここまでは大成功である。まだ先は長いのでどう展開するかは観てのお楽しみ。

それにしても、銃撃で負傷した敵側の男に「病院に連れて行ってやる」と言って、情報を聞き出したらあっさり射殺してしまうジャック・バウアーの極悪非道ぶりはほれぼれする。このドラマに出て来るどんなテロリストよりも強くて悪いのはジャック・バウアーである。



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