「新書365冊」

ブックガイド「新書365冊」2006年 宮崎哲弥著 朝日新書 2006年10月30日第1刷発行
2010年3月13日(土)購入 BOOK・OFF梅島駅前店 価格105円
2010年3月13日(土)読了 読書時間120分

宮崎哲弥の本は、このブログで「映画365本」というのを取り上げたことがある。羊頭狗肉の書名だが、割合に面白く読んだ記憶がある。ただ、なんとなく「この人はあまり映画が好きじゃないんだろうな。」と思ったのも覚えている。なんだか映画ファンの持つ熱気というものが感じられなかったからだ。
今回読んだのは、「映画365本」と同じく朝日新書から出版された「新書365冊」で、こちらのほうが宮崎哲弥の仕事としては「本職」に当たるのではないか。非常に幅広いジャンルに目を配り、選んで紹介しているし、何より絶賛ばかりではなく、問題点は指摘しているのが信頼が置ける。「映画365本」は、お薦め映画ばかり並べたものだからひどく物足りなかった。こちらは、本当にダメなのはくそみそに攻撃しているのが楽しい。
3年半位前に出た本なのでブックガイドとしてはいささか鮮度が落ちているが、この本の読みどころは本の紹介・批評の際に宮崎哲弥が展開する自論にあると言っていい。読み進めていくと、彼の宗教観や憲法に対する考え方が極めて明瞭にこちらに伝わってくる。それが非常に面白かった。
極めて当たり前のことなのだが、他人の本について語ることはすなわち自分を語ることなのだと今更ながら思った。

文章も読みやすく分かりやすく、紹介された本のいくつかは是非読んでみたいという気にさせられた。



新書365冊 (朝日新書)
朝日新聞社
宮崎 哲弥

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