「若い人はなぜ映画を見ないのか」

雑誌「キネマ旬報 2009年4月下旬号」 2009年4月4日発売 定価890円

「特別企画 生誕100年記念 淀川長治が「映画界」にもたらした福音、そしてその後」
この企画の中では、大林宣彦と石上三登志の対談が面白い。この二人ならではの目の付けどころに色々感心する。

大林:淀川さんの言葉で有名な「私はまだかつて嫌いな人に逢ったことがない。」まさに映画がお好きな人らしい。でも実は淀川さんほど嫌いな映画や嫌いな人が多い方もいなかった。(笑)

「日本映画時評 山根貞男」
今回は「若い人はなぜ映画を見ないのか」と題してなかなか考えさせられる問題について書いている。

「先日、映画づくりを大学で教えている監督から、こんな話を聞いた。若い学生になぜ映画を見ないのかと訊ねたところ、相手はこう答えたという。・・・・・・ひとの映画を見たら影響されるから。
いつかわたしが若い女性に、なぜ映画館へ行かないのかと訊いたら、返事はこうだった。・・・・・・知らない人と一緒に見たくない」(139ページ)

「評論家発映画批評 宇田川幸洋 「ヤッターマン」」
映画「ヤッターマン」の魅力をズバリと指摘していて心躍る。

「見ているあいだじゅうたのしく、見おわってからも、たのしくてしかたがない、そんな映画体験だ。」(132ページ)

ひらがなの多い、わかりやすい文章だが、こちらにもたのしさがつたわってきて、また「ヤッターマン」を見にいきたくなる、そんな文章だ。
ちなみに宇田川幸洋は、巻末の「今号の筆者紹介」のページで、

「「ホット・ロック」の「アフガニスタン・バナナスタンド」って呪文、おぼえてますか(つづく)」

と書いていた。おもわず「おぼえているよ!」と答えたくなった。正確に言うと「呪文」ではなくて、ある犯罪のための(つづく)

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